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ヤングケアラーの支援を広げよう! 埼玉県で実態調査を実施

みなさんは「ヤングケアラー」という言葉を聞いたことがありますか?
ヤングケアラーとは通学や仕事をしながら家族の介護・世話をする18歳未満の子どものことを言います。

日本は、高齢化が進んでいて核家族の世帯が多いので、ヤングケアラーが増えています。
これでは、子ども達の本業である勉学に当てる時間が持てなくなり、体力的にも精神的にも追いつめられてしまいます。
また、このような実態について相談できる相手がいないのも、深刻な問題の一つです。

政府は教育現場に対して、47都道府県でのインターネットによる全国調査を実施。
介護による負担や学校生活への影響などの声を直接聞いて、年内には調査結果を取りまとめ、必要なサポートを行っていくことが課題となっています。

ヤングケアラーの支援に本腰入れた埼玉県は、全国初の支援条例を施行し都道府県単位では初の大規模な実態調査を行いました。
調査の結果、アンケートをした県内の高校二年生4万8261人のうち1969人(4%)がヤングケアラーに該当する、または過去に該当していた、という結果になりました。
わかりやすく言うと、25人に1人の計算です。

これはクラスに1人、ヤングケアラーがいるということで、軽視できる数字ではないと一目でわかりますね。
埼玉県議会では、介護を行うヤングケアラーの支援全般を行っていくとしています。

ヤングケアラーの難しいところは、自分から声が上げづらい環境であることがほとんどで、介護をしている実態が見えにくいというところです。
そして、社会的な認知度もまだまだ低いのが現状です。
その介護は様々で、共働きの両親の代わりに祖父母を介護したり、ギャンブルやアルコール、薬物などの依存症の家族に対しての介護を行っている場合もあります。

子ども達が健やかに成長していく環境は、守られていかなければなりません。
学業や生活支援、心のケアを国中で行っていけるような国になっていってほしいと思います。   

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