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「サービス付き高齢者向け住宅」で“看取り”、2018年度で22.4%増

 サービス付き高齢者向け住宅、略して「サ高住」。当介護ニュースをご覧の皆さんなら当然ご存知だとは思いますが、一応説明しておくと、主に民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅で、要介護高齢者が多く入居する有料老人ホームとは異なり、主に介護認定が自立あるいは要支援・要介護者を受け入れています。

 要するに、ざっくりですが、要介護度高めの方のための施設が介護付き有料老人ホーム、それに比べてさほどの介護サービスは必要ない比較的元気な高齢者のための住居がサ高住、と覚えておくといいでしょう。

 ところが、ですよ。近年はその分け方がだんだん曖昧になってきており、サ高住なのに介護付き有料老人ホームにもひけをとらない手厚い介護サービスを売りにするところが出てきたり、サ高住でありながら医療対応も可能なところまであったりして、ややこしいことになっています。

 その結果、ついにというか、まあ当然の成り行きというべきか、“看取り”まで行うサ高住も最近では珍しくないのが現状です。人生の最後をサ高住で迎える人が増えている、というわけですね。

 そのことを如実に示す数字が先月29日、国土交通省が開催したサ高住の課題などを話し合う有識者懇談会で報告されました。サ高住は国交省の管轄ですからね。ちなみに介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームなどは厚生労働省の管轄になります。

 それによると、病院などへ転居したいり亡くなったりした入居者のうち、サ高住で看取られた人の割合(看取り率)は、2018年度の時点で22.4%。前年度は19.1%でしたから3.3ポイント上昇となります。

 あわせて2018年度の有料老人h0むの看取り率も公表され、介護付き有料老人ホームの看取り率は34.9%、住宅型有料老人ホームの看取り率は27.6%となっています。

 国交省のまとめによると、サ高住の登録数は昨年の時点で25万352戸。5年前の2014年と比べると9万戸超増えています。人生の最後を迎える場は、サ高住か、介護付きか、住宅型か、皆さんならどこを選びますか?


  

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