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住宅型有料老人ホーム「未来倶楽部中野島」(株式会社未来設計)

川崎市多摩区にある「未来倶楽部中野島」を取材。

お探し介護ライターが実際に介護施設へ足を運んで、見て、聞いて、感じて、体験したままを報告する施設取材レポート。今回は「未来倶楽部 中野島」を訪ねました。

■神奈川県を中心に27施設を展開。そのうち16施設が「24時間看護体制」

 未来設計という会社が運営する「未来邸・未来倶楽部」は、取材時点で首都圏に27施設を展開。さらに平成27年末から平成28年にかけて、新たに3施設の新規オープンを予定していますから、この項がアップされる頃にはその数はもっと増えていることでしょう。

 施設一覧を見てみると、東京都に5施設、埼玉県に4施設、千葉に4施設、その他はすべて神奈川県に集まっています。つまり、神奈川県を中心とし、都心部の周辺をぐるりと囲むように展開しているシリーズと言えます。こうした展開の仕方は、以前紹介した「アズハイム」シリーズと似ていますが、「アズハイム」シリーズは22施設(取材当時)でしたから、それよりも多い過去最多シリーズの登場となります(ベネッセは除く)。

 これまで、グループ内でいくつか複数の施設を運営しているところでは、さまざまなメリットがありますよ、ということを申し上げてきました。たとえばよくあるのが、当初は自立していてそれほど介護を必要としなかった入居者が、加齢や病気などでより手厚い介護が必要となった場合、別の会社の施設へ移るよりも、同じ会社が運営するグループの中でより介護体制が整った施設へ移るほうが、何かと便利だし安心感もありますよね。もちろん「未来倶楽部」シリーズでも、入居後に医療依存度が高くなったら、入居一時金(または前払金)の差額を払いさえすれば、24時間看護体制の施設に移ることが可能です。

そうなんです。今さらりと「24時間看護体制」という言葉が出てきましたが、この「24時間看護体制」の施設を数多く抱えているのが、「未来倶楽部」の最大の特色の一つといえます。取材時点で全27施設あるうちの、じつに16施設が「24時間看護体制」に対応。今回訪問した「未来倶楽部 中野島」も、24時間看護職員が常駐する「24時間看護体制」の施設です。グループ内での施設数が多いうえに、その中で「24時間看護体制」の施設が半分以上を占めている「未来倶楽部」この選択肢の豊富さは魅力ですよね。

私お探し介護ライターは寡聞にして知りませんが、この「未来倶楽部」ぐらいの施設数を展開している会社は、業界内ではどの程度の位置付けなんでしょうか? ニチイ学館やベネッセのような全国展開している大手と比べるとまだまだなんでしょうけど、関東ローカルに限ってみれば、大手と言ってよいか、少なくとも中堅どころと言えるのではないか、とお察し致します。そしてここからは例によって勝手な推測ですが、入居者やそのご家族にとっては、全国展開している大手よりも、むしろこのぐらいの規模のほうが、何かと利用しやすいのではないでしょうか。というのは、色々と話を伺っていると、「未来倶楽部」では、数多くの施設を運営することによる“スケールメリット”を最大限に活かしている、という印象を受けました。その“スケールメリット”が現れてくるのが、今の「未来倶楽部」の施設の数ぐらいからなんだろうな、と思うわけです。だったら、施設の数は多ければ多いほどいいのかといえば、決してそうではないだろう、と。いくら全国にたくさんの施設を展開していても、入居者の選択可能な範囲は限られていますから、施設の数だけを競っても意味がありません。重要なのは、ある特定の地域の中で、いかに多くの選択肢があるか。その点、「未来倶楽部」は比較的まとまった地域に集中して展開していますし、その数も多すぎず、少なすぎず、ではなかろうかと(もしかしたら未来設計の社長はまだ全然足りない、と思っているのかもしれませんが)、勝手ながらそう思うわけであります。この「未来倶楽部」の“スケールメリット”については、これから追々述べていきます。


■「未来」という言葉に込められた思い

 ところで、まったくの余談ですが、「未来倶楽部」という名前、いいネーミングですよね。「未来設計」という社名も。私はお探し介護ライターに任命されて以来、色々な施設を訪ね歩くようになりましたが、施設を訪問する度にこう思うようになりました。「ああ、ここは未来をつくっている現場なんだなあ」と。私にも、これを読んで下さっているあなたにも、誰にでもいつかは必ずやってくる未来。それを少しでも明るく楽しく、安心して迎え入れられるように力を尽くしているのが、今の介護の現場で働くスタッフの皆さんである、としみじみ感じています。

 だって、老人ホームに入っているおじいちゃんおばあちゃんが、元気で楽しい生活を送っている様子をみて、自分の老後もこういう生活が待っている、と思えたら、それはまさに人生の希望ですよね。人生の先に希望が待っていると思えば、現役の方は今の仕事を頑張れるし、辛いことがあっても乗り越えられると思うんですよ。その逆もしかりで、もし、こんなところには入りたくない、と思うような施設しかなかったら、歳をとるのが恐ろしくなります。今の世の中が不景気である遠因の一つが、“老後の不安”であるのは誰もが認めるところです。つまり、老後の不安が解消されれば、景気は上向きます。その老後の不安を解消するための、最前線の現場が、介護という仕事の場である。という意味では、介護という仕事は、未来をつくっているようでいて、じつは今の世の中の最前線とも言えますね。ともかく、色んな意味を持っていて、色んなことを考えさせられる「未来」という言葉。私個人的には好きです。ぜひとも、その名前に恥じない運営をしてもらいたいものです。

 と、まあ、こちらの勝手な思い込みばかりではなんなので、当施設の思いも紹介してみましょう。パンフレットには社名の由来についてこう書かれています。「当社の社名『未来設計』には、ご入居者さまとそのご家族様の大切な未来の設計を、私共にお手伝いさせてくださいとの思いが込められております」。続けて、未来設計の原点として、「創業者は勤めを持ちながら一人で体の不自由な母親を介護し続けることに限界を感じて、高齢者施設を探しましたが、安心して任せることのできる施設はなかなか見つかりませんでした。ならば『自分で納得のいく高齢者施設を一から作ってしまおう』と思い、スタートいたしました。今も、自分の母親を介護するのと同じ気持ちで、ご入居者様に接したいという思いは息づいています。そして、自分自身が入居したい施設造りを目指しています」とあります。
うん、「未来」という言葉自体に対する思いとしてはちょっともの足りず、もっと詳しく語ってほしい気はしますが、どんな思いで施設をつくり、運営しているか、ということはよくわかりますね。こうした思いをもとに、「その人らしさを大切にする介護」に取り組んでいる「未来倶楽部」。毎朝の朝礼では、介護理念である「感謝(K)」「感激(K)」「感動(K)」「喜び(Y)」の3K1Yをスタッフ全員で唱和しているそうです。   

中央:リハビリテーション部の笹川一郎次長(言語聴覚士・管理栄養士)


未来倶楽部中野島の北雅典施設長


外観:薄めのレンガ色を基調とした明るいコンクリート造3階建て

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