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2015年04月13日

【非公認取材】100円ショップで買える介護用品が多種多様らしい?!

100円ショップで杖が売っている?!しかも100円で長さまで選べる?!

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の研修を無事終えたA相談員が、今年の2015年4月から「福祉用具専門相談員」のカリキュラムが改定(旧カリキュラム〈40時間〉に+10時間&テスト導入)されることを知り、滑り込みで「福祉用具専門相談員」を受講しています。同じ授業を受けている人から「今100円ショップでも杖売っているからね」と言われたので、「え~本当に!?」ということで、今回は100円ショップ「ザ・ダイソー」を全国に店舗展開する大創産業の「京急ストアサニーマート店」を調べてきました。「ザ・ダイソー」に取材の許可を取ったわけでもなく、非公認取材ですので普通に購入しました(笑)
でも、非公認取材ですので、こっそり書きたいことを書いちゃいます・・・。

ところで、この「ザ・ダイソー」知っています?日本国内に2,800店舗、国外に25か国840店舗(2014年3月現在)あるそうです。はい、非公認ですのであくまでもホームページからの情報ですが。そして、売上が3,763億円(2014年3月現在)あるそうです。ちなみに1位大創産業、2位セリア、3位キャンドウで、大創産業の名社長(創業者 矢野博丈さん)はネガティブ思考が有名!?で「(会社が)潰れる」と言っている(た!?)そうです。(前にテレビで見たことがあります)

ダイソーに到着したが・・・目当ての介護用品が見つからない。広い店舗に大量の商品が陳列。

100円ショップって買い物していても楽しいですよね。「え、これも100円?」「あ、これ欲しかったの」という具合で店舗をウロウロしますね。文具や食品はもちろん、今では工具や釣り用品まで売っていて、もはや昔の100円ショップとは違う、という印象を受けました。介護用品を探しているはずが、別のものが既に買い物かごの中に(笑)最後はあきらめて店員さんに「介護用品ありますか?」と聞いて売り場に案内してもらいました。すると、噂の「杖」発見!さすがに200円か300円かなと思って手にしてみると何と「100円」しかも、長さが70cmから2cm刻みで80cmまである。さて、ラベルを見てみると『本製品は杖なしで歩行できる方がより安全に歩行できるように補助的に使用するための杖です。それ以上の体重がかかるご使用は破損の原因になります。」と注意書きが。ちなみに商品名は“ステッキ”で、素材はスチール製です。でも100円です。福祉用具で言うなら「T字型つえ(L字とも呼ばれる)」ですね。でも、「T字型つえ」の特徴は「ステッキ型つえ(傘の柄のような形)」に比べ体重をかけやすい点です。ですので、片麻痺などでつえに体重をかける人にはダイソーのつえは不向きかと思います。でも、歩行の補助として身近な100円ショップで杖が買える、しかも100円でというのは魅力的ですね。長さも2cm刻みで選べますのでご自身にあった長さを選ぶことができます。でも、杖選び難しいですね。

長さの選び方はつま先から前に15cm、外側に15cmの位置にまっすぐ立て、肘の角度が30度くらい曲がる長さが理想的です。ただし、人によって(身体状況や歩行の癖など)適切な長さはことなりますのでそれぞれに合う位置を探してみてください。もし選び方がわからない方は、福祉用具の販売やレンタルをしている会社にいる「福祉用具専門相談員」に相談してみてください。

ちなみに、介護保険で福祉用具貸与の対象は全部で13種類で“つえ”は「歩行補助つえ」という種目になります。

ダイソーに到着したが・・・目当ての介護用品が見つからない。広い店舗に大量の商品が陳列。

杖以外にもアル、アル、アル、介護用品。14点1,512円!(内3つは事務用品)

≪購入したもの≫
(1)食事用エプロン/ポケットタイプ
→食事の介助をするときに着用するポリエチレン(素材)のエプロン
(2)介護用エプロン(介護者用エプロンの方がわかりやすいかと)
→入浴の介助をするときに介助者が濡れないようにするためのエプロン
(3)段差解消マット
→ちょっとした段差(高さ約8mm)の解消につかう。車いすの移動や段差での転倒防止など
(4)階段用すべりどめ
→階段の角(端)に両面テープで接着させ、階段の滑り止めとしてつかう
(5)持ち手付食器
→持ち手がついているので、持ち手に指をかければ握力の弱い方でも持ちやすくなる
(6)吸い飲み
→寝たままでも水などを飲めるようにした容器
(7)ジャンボ綿棒/ロングタイプ
→口腔ケア(口腔の清掃や食べる口をつくる)で使用できそうな大きな綿棒
※目などデリケートな部分には使用しないでください、と注意書きが・・・。口はデリケートではないのかな?!日本語は難しいですね。
(8、9、10)普通のスプーンとフォーク、滑り止めマット
→これは、自分で作る介護用品ということで次回ご紹介します。
(11)ステッキ/長さ76cm
→前で説明したステッキです。登山でも使えるかも!?

さて、いかがでしたか?100円ショップで買える介護用品。もっとあったのですが、予算の関係でこれだけの紹介となりました。100円ショップの方、非公認だと購入しなくてはならないので、良かったら公認で取材させてください(笑)介護用品とは、あくまでも使う方の身体状況や希望・環境にあったものを選び、ご本人が自立した日常生活を営み、また介護する方の負担を軽減できるものだと思います。しかし、例えばご本人が「いくら持ちやすい食器でもプラスチックじゃ、ご飯がうまくない!陶器の食器で食べたい!」と希望するなら、無理にプラスチックで持ちやすい食器を使うように押し付けるのは良くありません。それはひとそれぞれ価値観が違うので一方的に介護する側が押し付けるものではなく、それならどうすれば良いのかご本人と介護する人が話し合ってみてください。もしかしたら、軽い陶器の食器に後付で取っ手をつけることができるかもしれません。100円ショップで売っているものだけでも工夫次第で問題が解決するかもしれません。

杖以外にもアル、アル、アル、介護用品。14点1,512円!(内3つは事務用品)

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