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2015年01月23日

介護職員初任者研修の資格体験談/5日目 受講の席を選ぶなら特等席はいかがでしょうか?

先生の前は空いていますね。

4日目にして若干体調が・・・。でも補講は避けたいのでどうにか頑張らなくては。そして今日は珍しく会場に着くのがギリギリになってしまったのですが、いつも座っていた席には別の方が座っていて、空いていたのは「先生の目の前」です。基本的に席は自由ですので、先生の目の前の特等席が嫌な方は早めに会場に着くようにしましょう。

学校や研修、セミナーなどでも言えることですが、先生の前は空いていますね。介護職員初任者研修でも同じです。でも好んで前に座っている方もいらっしゃいます。初日の席が何となく定位置みたいな雰囲気になるので、後ろに座りたい方は「初日」は早く会場に行きましょう。(他の研修はわかりませんが)

前回(介護初任者研修の4日目)のレポートはこちら

先生に注意される

今回の横浜市福祉サービス協会に許可をとって掲載していますが(私がレポートしている理由は「その1」を参照してください)先生によってはそのことを知らない方もいらっしゃいます。そうなると、取材レポートに掲載する「写真」を撮影するのが難しいのです。5日目の今日も写真をこっそり&迷惑がかからないように、さらには携帯の音が出る場所を指でふさいで撮影していたのですが、バレました。いくら指でふさいでも音が出てしまうのです。先生から「大丈夫ですか?」と言われてしまいましたので「はい、すみません」と言っておきました。恐らく他の受講生の方も「何撮影しているの?」と思っているかもしれません。でも、基本的には他の受講生の顔は出ませんのでご安心ください。

さて、5日目の介護職員初任者研修は、「障害者自立支援制度およびその他の制度」「医行為と介護・訪問看護等」「リハビリテーション」です。3日目までは1日同じ先生でしたが、科目によっては1日で先生が2~3人変わることもあります。何が言いたいかと申しますと、全ての先生のプロフィール&名言を「お探し介護(このサイト)」で紹介しようと思っていたのですが、全員だとそれだけで長くなるので、これからは状況に応じてご紹介ということにします(しました)。

午前中の講師の先生は、サービス提供責任者(資格ではなく職種のひとつで、訪問介護の目標やサービスの作成やヘルパーさんを管理や指導をする大切なお仕事)を20年続けていた方です。20年ってすごいですね。その中で、昨日のレポートで書いた「利用者の介護度を下げることができたらサービス提供事業者に加算を」と書きましたが、今日の先生は実際に介護度4を2に下げたことのある方でした。利用者の「やりたいこと」をできるようにするために本人や様々な方が協力して介護度を下げることができたのですね。ちなみに介護度4は自力では歩行や排泄ができない状態で、「介護度2」は歩行は困難なものの補助具(杖など)を利用すれば歩ける状態です。(大まかにですが)これは、すごいですね。自分で歩けると歩けない、生活意欲がだいぶ異なるのでとても大きな意味をしています。ご本人が桜を見たかったようですが、桜をいつも見ていた場所が車イスだと行くことが難しいため、頑張って自分で歩行したそうです。いやー、やはり意欲が行動につながりますね。さて、参考までに要介護度の基準を記載しますね。これまでの経験で大まかの介護度は予想がつく私ですが、いざ読んでみると、不安定とか困難、自分でできないなど微妙な部分がありますね。

●要介護度の基準は?(介護度の区分・要介護状態・要支援状態)
【要支援1】介護は必要ないものの生活の一部に支援が必要な状態
【要支援2】要介護1と同様なものの、介護サービスを適宜利用すれば心身の改善が見込まれる状態
【要介護1】立ち上がりや歩行が不安定。排泄や入浴などに部分的な介助が必要な状態
【要介護2】立ち上がりや歩行が自力では困難。排泄や入浴などに一部または全面的な介助が必要な状態
【要介護3】立ち上がりや歩行などが自力ではできない。排泄・入浴・衣服の着脱などに全面的な介助が必要な状態
【要介護4】排泄・入浴・衣服の着脱など全般に全面的な介助が必要な状態
【要介護5】日常生活全般で全面的な介助が必要な状態。意思の伝達も困難となる状態も含む

先生に注意される

就職ガイダンス

恐らく、介護職員初任者研修を実施している多くの事業者は介護職員初任者研修のカリキュラムの中に「就職ガイダンス」が組み込まれているのではないかと思います。これはその名の通りで、もし介護で働きたい方がいたら、一緒に働きませんか?という内容です。
あと、各サービスを提供している方が、仕事内容の紹介などをしてくれました。これは強い勧誘はありません。もっと「一緒に働こう!」と話が出るのかなと想像していたら、どちらかと言うと「介護業界の慢性的な人手不足問題を解決したい」という熱い想いが伝わりました。だから他の会社でもいいですが、せっかく介護職員初任者研修の資格を取得したなら、介護業界で活躍して欲しいという感じでした。ちなみに私は訪問介護(家にヘルパーとして訪問して介護をする)のチームで話を聞きました。他にはデイサービスや特別養護老人ホームがありました。全体で言うと、「訪問介護が13人、デイサービスが12人、特別養護老人ホームが5人」でした。

午後は看護師さんと作業療法士の方が先生の研修でした。看護師さんは、介護現場においてすごく重要な方の一人です。(全員重要ですが)先生は特別養護老人ホームで働いているそうですが、すごく優しそうな方だなと感じました。これは私の個人的な見解ですが、看護師さんはなかなか個性的な方が多い気がします。そんなこと言ったら怒られてしまうかもしれませんが。お探し介護でも老人ホームや高齢者住宅によく施設見学に行きますが、良い老人ホームや高齢者住宅は看護師さんと介護職員とのチームワークが良い傾向があります。看護師さんが個性的でツンツン(表現が難しいですが)している場合は、介護職員が聞きにくい、頼みにくい雰囲気で、結果的に施設全体に影響してくるのだと思います。
医療と介護は介護では密接な関係ですので職員同士が連携できないとやっぱり良くないですね。ちなみに訪問介護はお客様のことを「利用者(さん・様)」と言うことがあり、介護付有料老人ホーム(私が特養は詳しくないので)では、「入居者(さん・様)」という施設が多いと思います。老人ホームによっては、「ゲスト」「ファミリー」「入所者」と言っている施設もあります。これは本人に直接話すときに「利用者さん」と呼ぶという意味ではありません。施設の方針にもよりますが「●●さん」が多いかと思います。中には「●●様」という施設もあります。お客様の呼び方は、介護で働いている方であれば一度は考えたことがあるのではないかと思います。家庭的でアットホームな施設ですと言いながらも、あんまり「様」「様」と言われると落ち着かないよ、なんて入居者の方のお話を聞いたこともあります。

■名言
午前の先生「介護職は大変ですが、今も介護職を続けられている理由はお客様から学ぶもの、得るものが本当に多い」

さて、まだ5日目です。今のところレポート続けられています。復習になって良いのですが、本音はなかなか大変です(勉強したことをまとめるというのは学生ぶりなので)。少しでも今後介護職員初任者研修の取得を目指す方の参考になればと思い、頑張って続けていきます。

就職ガイダンス

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