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2015年01月14日

介護職員初任者研修の資格体験談/1日目 ~始動~ 介護職員初任者研修、お探し介護入居相談室Aの資格取得までの道のり

「初日!介護職員初任者研修の資格取得を目指した理由」

■介護職員初任者研修の資格取得を目指した理由
今回受講しているのは、お探し介護相談室の私、A相談員です。介護職員初任者研修の申込から費用、キャリキュラム、実習、試験、難易度など資格取得までの道のりを3ヶ月にわたって詳しくレポートしたいと思います。ちなみに、介護職員初任者研修は「初任者研修」と略している場合もありますが、今回はわかりやすくするために文章内は「介護職員初任者研修」の正式名称で記させていただきます。

まず、簡単な自己紹介ですが私は、平成15年頃(平成12年の介護保険法施行の3年後)から介護業界に関わり、主に老人ホームや高齢者住宅などを探す方々に向け、最適な介護施設やサービスをご案内してきました。

資格取得の目的は、「高齢者の介護の現場を知ること」です。資格取得後は、仕事を続けながら夜間や休日を活用して介護の現場に出たいと思っています。現在は「お探し介護」というインターネットを活用した事業を展開している会社で働いていますが、もっともっとお客様にとって良いサービスや仕組みを提供するうえで、介護の現場を知ることはとても重要なことのひとつだと考えました。

「介護職員初任者研修」資格取得を目指す方々の動機や目的は人それぞれだと思いますが、せっかくインターネットを活用した介護の事業を提供している会社(私)だからこそ、これから資格の取得を目指す方に私が体験した「介護職員初任者研修」資格取得までの道のりをわかりやすく、リアルにレポートし、少しでも介護業界の発展に役立てればと思っています。

■そもそも「介護職員初任者研修」とは
介護職員初任者研修とは、旧ホームヘルパー2級から平成25年4月1日に移行した研修です。「ヘルパー2級」というのが一般的には広く知られている名称だと思いますが、実はこれは正式名称ではなく、ホームヘルパー2級の正式名称は「訪問介護員養成研修2級課程」です。

何だかまぎらわしいですね。そもそも、“ホームヘルパー”“訪問介護”のルーツは、1956年(昭和31年)に長野県でおこなわれた「家庭養護婦派遣事業」にさかのぼり、家庭での家事が困難な人に家庭養護婦を派遣するという制度でした。その後、老人福祉法が制定され「老人家庭奉仕員」が制度化され、さらに1989年(平成元年)に老人福祉法が改定され「老人家庭奉仕員」が「ホームヘルパー」という名称に変化したのです。

気になる「介護職員初任者研修」の費用

さて、気になる費用ですが、インターネットで「介護職員初任者研修」と検索すると様々な事業者が研修を実施しています。私の独自調査によると介護職員初任者研修の費用は、通学制で平均約66,000円でした。通信の場合は、これも事業所によって異なりますが、トルツメ通学より1万円程度安いという傾向です。また、事業者によってキャッシュバックがあります。これは、研修を行っている事業者の中には実際に介護サービス(老人ホームやデイサービスや訪問介護など)を提供しているところもあり、この場合、資格取得後にその事業者で一定期間働けば、資格取得費用の一部または全額がキャッシュバックされるという制度です。この制度を活用するのであれば、働きたい仕事内容で介護職員初任者研修の事業所を選ぶ必要があります。老人ホームで働きたいのに、デイサービスだけを提供している事業者で研修を受けても、希望の老人ホームでは働けない上に結果的にキャッシュバックも受けられないことになるのでこれでは意味がないですね。

また、無職(求職中)の方であれば条件にあてはまれば、ハローワークの「求職者支援訓練」や「共職業訓練」を活用して(市区町村によって実施の有無や料金が異なります)1~3万円程度(教材費は別途必要)で取得できます。但し、色々と手続やら面接、競争があるそうです。だから、私の見解だと介護職員初任者研修の資格を取得して、介護職として働くのであれば、キャッシュバックを活用するなどして、早く資格を取得して早く働いた方が結果的には良いのではないかと思います。

ちなみに私が受講している「横浜市福祉サービス協会」は通常72,000円のところ協会設立30周年記念キャンペーンで30,000円でした。さらに、横浜市福祉サービス協会で働くと就労実績が1年以内に180時間に達すると受講料の半額(上限40,000円)、2年以内に360時間に達するさらに受講料の半額が支給されるそうです。(細かい要件はホームページを見てください)だから、横浜市福祉サービス協会の場合は2年以内に360時間働けば実質0円で取得できますね。360時間といっても1日8時間で月20日働けば2ヶ月ちょっとですね。せっかくなので私もここを目指していきたいですね。ちなみに「横浜市福祉サービス協会」は他の事業者で護職員初任者研修の資格を取得してもキャッシュバックの対象になるそうです。だから、上限が決まっているのですね。納得しました。

■「介護職員初任者研修」は通信か通学どちらで受講するべきか
介護職員初任者研修を取得する方法としては、通学制と通信制があります。但し、通信制といっても、130時間の学習のうち40時間程度が自宅学習であって90時間は通学になります。この40時間だけでも大きいと思いますが、40時間だと・・・微妙なとこですね。結局介護は現場が重要だといったところでしょうか。通学制と通信制のどちらかを選ぶかは受講をされる方の目的や現在の環境(仕事や家庭など)によって自分にあったものを選択するのが良いと思います。土日や夜間開催など事業者によって様々な研修がありますので、しっかりと調べてみてください。

気になる「介護職員初任者研修」の費用

A相談員が受講しているのは「社会福祉法人 横浜市福祉サービス協会」の介護職員初任者研修

なぜ、私が横浜市福祉サービス協会の研修を選んだかというと、まず会社のある横浜または神奈川県で介護職員初任者研修を受講したかったからです。しかし、それ以上に今回の目的である「高齢者の介護の現場」を知り、介護に出るためには、まず現役の職員が講師であるところを探しました。過去に現場にいた方が講師を務めるのではなく、私が「まさに今」を知りたかったので、ここを重視しました。また、事業者が自ら様々な介護サービスを提供しているところを選びました。これも理由は、様々な介護の現場を知るためです。

横浜市福祉サービス協会は、昭和59年(1984年)に設立されたそうです。特別養護老人ホームや訪問介護事業、通所介護事業等の様々なサービスを展開しているので、様々なサービスで働いている現場の方々から学べるのが大きな特徴のひとつだと思います。まだどんなサービス事業所で働くかわからない方には、異なるサービス事業所で働くそれぞれの方の声を聴けるので魅力的だと思います。今回の取材も普通に申し込んだ後にA相談員が「もしよかったらお探し介護で紹介させてください」のお願いで始まりました。もしかすると断られてしまうかなとドキドキしていたのですが、「私たちの研修は現役の介護職員が講師をするので受講生からもとても好評です。是非ありのままを掲載してください」とご快諾いただきました。初回は長くなってしまいましたが、既に初日を終えましたので、次回から介護職員初任者研修のカリキュラムや受講内容について触れていきたいと思います。約3か月間、頑張ります!!

A相談員が受講しているのは「社会福祉法人 横浜市福祉サービス協会」の介護職員初任者研修

横浜市福祉サービス協会の介護職員初任者研修の詳細はこちら

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