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2023年11月16日

ALSOKの安全と安心を土台にした「アミカの郷成増」

総合警備保障のALSOK株式会社が運営する老人ホームです。
「ALSOKの介護」は一人ひとりのお客様に誠実に「寄り添い、お客様の自分らしい暮らしをサポートすることで、お客様から確かな信頼を得るとともに、社会の負託にこたえていくことを事業理念として掲げています。
そして、事業方針として、ALSOKの介護」が目指すのは、「サービスの内容の見直し・改善」に努め、「高品質な介護サービスを担う人材の確保・育成」に注力し、「サービス高度化と業務効率化につながるデジタル化」及び「地域包括ケアに資する多職種連携」を通じて介護の強化を図り、「地域と共生する高品質な介護サービス拠点」になるように取り組んでいるのです。
今回訪問したのは「アミカの郷成増」。ホームの前には桜並木があり、自然豊かな環境です。
インタビューを受けてくれたのは、営業課主任大柳聡さん、ホーム長森田直子さん、介護リーダー松本賢佑さん、看護師中野瑞穂さんです。

外観

ALSOKの介護の事業理念

この会社や施設の理念やモットーなど教えてください。

大柳さん:警備保障会社のALSOKが母体の介護施設運営会社になりますので、何よりも安全安心が企業の土台となっています。
高齢者には健常者よりもリスクを伴うシーンが多くありますが、人の力とともにICTも大いに活用しながら、入居者様の生活をお守りしています。

森田さん:ご家族様からも「ALSOKという母体自体が安心感がありますね」と言っていただいています。

やはりALSOKのネームバリューは大きいですね。

大柳さん:企業理念として「『ALSOKの介護』は、一人ひとりのお客様に誠実に寄り添い、お客様の自分らしい暮らしをサポートすることで、お客様から確かな信頼を得るとともに、社会の負託に応えてまいります」とあります。
施設に入居すると家で暮らしてきたような生活が無くなってしまうというイメージを抱かれてしまう方も多いと思います。
ですが私たちの理念に基づいて、今までなされてきた生活になるべく近くて、自由な時間をつくりながら、その人らしい毎日が過ごせるように環境を整えて提供しています。

森田さん:他の施設では禁止されている事の多い、飲酒や喫煙に関しても入居後も可能なことをお伝えしています。

ICTを導入していると伺いましたが、どのようなことがあるのですか?

大柳さん:「眠りスキャン」を全室に導入しています。
寝返りや呼吸、心拍数や体動を検出し、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作などが遠隔でもリアルタイムで把握できるセンサーなのです。

松本さん:眠りスキャンは入居者様のプライバシーや安眠も守られ、介護する私たちにとっても負担軽減になっています。
夜間の睡眠状態を把握できるので、日中どう過ごしていただければ、良い睡眠を確保できるか、データに基づいた提案、改善ができます。

森田さん:他にも介護用記録ソフトが入っているタブレット端末を導入していて、生活記録・バイタル・排泄リズムなどの記録ができます。
それから、「服やっくん」という誤薬防止システムを導入し、服薬の確実性を高め、服薬状況をシステムに記録することもできているのです。

看護師 中野瑞穂さん
看護師 中野瑞穂さん

アミカの郷成増の魅力

ここのホームのウリを教えてください。

大柳さん:リハビリに注力していることです。
理学療法士による個別リハビリと集団リハビリがあります。
また、AIによる身体レコードシステム「FG-001」を導入していまして、3か月に1回身体測定を行い、お一人おひとりのデータを集積しています。
どこの筋力が低下しているのか把握し、どのようなリハビリが必要なのかを解析するのです。長いスパンを見据えながら、身体機能の維持に役立てています。

森田さん:このAIによる体力測定に関心を示した作業療法士に入職してもらいました。作業療法士を中心に取り組んでいます。

人材育成にも力を入れていると伺いましたが。

大柳さん:大宮に弊社の人材開発センターがあり、そこでスタッフの研修プログラムが年間200回以上実施されているのです。
グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、介護付有料老人ホームと色々な施設運営をしていますが、そこに応じた研修も行われています。
また、これからの介護を担っていく若いスタッフも多いので、今後の希望ややりがいを見出してもらうためのプログラムも用意されています。介護を楽しんで取組んでもらうことは、社会貢献にも繋がっていると考えています。

森田さん:研修センターだけではなく、施設でも独自に研修を行っています。その時々の必要に応じて、技術や知識を伝えています。
他にも注力していることはありますか?

大柳さん:弊社はグループホームも多く手掛けてきましたが、会社全体としても認知症対応に関しては力を入れてきています。
勿論、研修でも時間を割いて学んでいますが、今まで培ったノウハウがあるので対応力があります。
また、訪問医も精神科の先生に来てもらっていますし、すぐ近くの成増厚生病院は精神科に定評があります。ここから通っておられる入居者様もおられるのですよ。

介護リーダー 松本賢佑さん
介護リーダー 松本賢佑さん

アミカの郷成増の雰囲気

こちらのホームの雰囲気を伝えてください。

松本さん:スタッフが明るく、30代半ばがメインでとても活気があります。
仲間意識や団結力があるので、お互いに助け合いながらケアに努めております。
そのチームワークの良さがケアにも反映されていると思っています。
実際入居者様からも、「あなたたちが居ると安心だわ」と言っていただけたりして、励みになっています。
日々のケアもそうですが、お看取り対応でできる限りのことをして、最後の最後まで寄り添ってケアをしますが、そのことをご家族からも感謝されたりします。
ここは入居者様のご自宅と捉えていますが、残された人生の貴重な日々に携わることができることは、私たちケアする者にとっても貴重なことです。

中野さんはいかがですか?

中野さん:スタッフが明るくて元気なのはここのホームの特徴と言えます。
そして、介護と看護の連携が密にできていることはとても良いことだと思っています。
ホームは介護スタッフがメインで、看護スタッフはそれをしっかりサポートするのが役目です。そして、入居者様の健康を守るために私たちはいるのです。
そのために、報告・連絡・相談は頻繁に行っています。
薬のことや受診のことなども、ケアの人たちが関わっていますが、ケア側の意見を客観的に捉えて私たちが考察して、そのうえで担当医に相談したり判断を仰いでいます。
時に、しっかり伝えなければならない場面もあります。そのような時は勉強会を開いて、皆に浸透するようにします。
先日も食事介助の仕方について、歯科医を招いて勉強しました。ギャッチアップの角度は何度が良いか、嚥下の時は必ず咽頭を見るなど、皆が意識してできるように努めています。
ケアの人たちがいつでも相談しやすい雰囲気つくりを私たち看護チームは心掛けているのです。

見学者がここに決められるポイントも教えてください。

森田さん:若さがあふれるホームであることは魅力的に捉えていただいていますね。また、研修等をしっかり受けているスタッフたちなので、安心感はあります。

大柳さん:駅から近いことや、公園や緑の多い地域であることも気に入っていただけている点です。
閑静な住宅地にあり、ホームにも太陽光がよく入ってきて明るいですね。

営業課主任 大柳聡さん
営業課主任 大柳聡さん

アミカの郷成増までの人生の道のり

ここに至るまでの半生をお聞かせいただきたいです。

松本さん:私は元々中古品の小売業をしていました。日々の仕事をこなしながら、本当に必要とされる仕事は何だろうと考えるようになりました。そこで以前より興味のあった介護の仕事に就こうと思いました。
はじめは訪問介護や訪問入浴をして、自宅の生活に寄り添った介護をしてきました。
介護福祉士の資格を取ったことをきっかけに、施設での介護をするようになりました。
人のためになりたい、お役に立ちたいという思いを強く抱いてき、その思いが介護プロとしての意識を強く持つようになりました。
有料老人ホームは費用がかかりますが、それに見合うサービスが提供できているか常に自分に問いかけています。そして、自分たちのケアが直接命にかかわることにも繋がり、命を預かっている意識をもって日々業務に励んでいます。

中野さんもお願いします。

中野さん:私は学校を出たあと、クリニックの受付をしていたのです。
そのクリニックの先生の人柄がとてもよく、「この先生に診てもらいたい」と、足腰の悪い高齢者もたくさん来ていたのです。
また、そこでサポートしている看護師がとても優しく、患者様にしっかり向き合っている姿を見て、「これは素晴らしい仕事だ」と感銘を受けて、看護師の道に進んだのです。
看護師の免許を取得して、急性期の病院に勤務したのですが、あまりに忙しい毎日で、心の限界を感じて離職しました。
一人ひとりとしっかり向き合える職場が良いと改めて思い、高齢者施設がそのことを実現できるのではと、アミカに入職したのです。
皆が一緒に力と思いを合わせて、入居者様と向き合えるのがこの仕事の良いところですね。

大柳さんもお聞かせください。

大柳さん:私は長年空手をやってきたのですが、介護の現場で空手の身体動作をリハビリとして取り込めないかと思い、デイサービスに就職しました。
介護職員から管理者となり、そこからサービス付き高齢者向け住宅の訪問介護などにも携わってきました。
それらの経験を踏まえたうえで、違うことにもチャレンジしたいと思い立ち、アミカで入居相談員をしています。
人とお話することが好きですし、提案をすることは得意なので、今の仕事にやりがいを感じています。

では、森田さんもお願いします。

森田さん:私が学生時代に、祖父が骨折して長いこと入院生活が続きました。そこで、高齢者の方たちと接したり、話す機会が多くありました。
母が介助している様子も見て、介護の道を選んでいました。
療養病院が初めての職場でしたが、その後アミカの郷越谷のオープン時に介護リーダーとして勤め、今に至ります。
管理者をしていますが、自分が培ってきた知識や技術を、今いるスタッフにもしっかり伝えていくことに取組んでいます。

今日はお忙しい中、ありがとうございました。

ホーム長 森田直子さん
ホーム長 森田直子さん
 

取材後記:最新のICTが要所要所に組み込まれているのですが、そのことがスタッフの心の余裕に繋がっているのでしょうか。元気で笑顔のスタッフを多く見受けられました。
ホームをあとにして、「1・2・3・4・ALSOK!」と早足で駅に向かったのでした。

施設情報

施設名 アミカの郷成増
施設種別 介護付有料老人ホーム
住所 東京都板橋区三園1-32-2
入居時費用 360,000円
月額費用 258,950円
アクセス 電車:都営三田線「西高島平」駅より徒歩8分(約600m)
バス:東武東上線「成増」駅より国際興業バス「成増北口」乗車6分「成増厚生病院」徒歩1分(約50m)
車:首都高速5号池袋線「高島平出入口」より3分(約1.3㎞)
居室
フロア
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