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2017.02.16
介護ニュース

認知症の人とコミュニケーションをとるには?

認知症が進むと、周囲との意思疎通を図ることが難しくなりますが、それに対するひとつの解決法として、最後まで失われることのない喜怒哀楽といった「感情」に触れることで、コミュニケーションを取る「バリデーション」という方法があります。
「バリデーション」はアメリカで生まれた方法で、認知症の人の心の奥にある悲しみ、怒り、恐れ、不安といった負の感情を表に出してもらうようにすることで、本人がそれまで歩んできた道を再確認する助けをする方法」です。認知症の人が自分をわかってもらえたと感じることで、それまでに起こしていたの問題行動が減少する、といった効果が得られます。
バリデーションによるケアの第一歩は、「傾聴」と「共感」です。認知症の人の言葉をそのままとらえるのではなく、その奥に潜む感情に心を傾け、介護者の気持ちや表情をそれに合わせていくことです。その場をやり過ごすために嘘をつくことは、決して良い結果をもたらしません。はっきりした、低い、優しい声で、素直に相手の気持ちに寄り添うことが大切なのです。
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