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2016.12.27
介護ニュース

要介護者の部屋の室内環境を遠隔操作で管理

インターネット接続サービスのニフティが、埼玉県熊谷市で、介護が必要な高齢者宅の室内環境を管理するシステムの実証実験を行っています。熊谷市は、夏は日本一暑くなることも多く、冬は厳しい寒さがあり、年較差が大きい土地で、室内の温度管理が介護事業者の負担になっていました。このシステムは、温度、湿度、照度を常時監視ができ、介護事業者の事務所からエアコンなどに機器を遠隔操作する事が出来ます。寝たきりや、体が不自由のため、エアコンのリモコンを操作できないと言った場合でも温度管理が可能となります。また室内灯のオンオフを把握する事で、要介護者の異変を把握しやすくなります。介護現場では、人手不足でもあり、事務所から一括管理できることで、ヘルパーの負担が減る事になります。
新たな回線工事も必要なく、LTE回線で接続します。機器類の価格は5~6万円、利用料は月額1000~2000円程度で、介護事業者向けに販売していく予定となっています。
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