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2016.12.15
介護ニュース

成人後見人を務めた弁護士や司法書士の不正が過去最高の件数に

去る4月13日に、昨年に発覚した成人後見人による不正のうち、弁護士や司法書士といった専門職による不正の割合が過去最高だったということが最高裁判所の調べにより明らかになりました。
残念なことに、お年寄りの方が持っている貯金などを成人後見人が不正に着服するような事件が後を絶ちません。そこで2010年6月より、成人後見人の不正について最高裁判所による調査が始められました。
成人後見人全体の不正件数は調査開始以来ずっと増加傾向でしたが、昨年初めて前年と比較して減少しました。しかし、専門職による不正は2011年で6件、2012年で18件、そして2015年も過去最高の37件と増加の一途です。結果として全体の中での比率が高まったと解釈されます。
高齢者の親族の方たちは信頼できるからということで、専門職の方たちに成人後見人をお願いしているはずです。今後、弁護士会等の関連団体に対して、不正防止に向けた取り組みの強化が求められそうです。
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