老人ホーム相談プラザ｜＜在宅介護＞「心底笑えない」募る苦悩行政に支援迫る

＜在宅介護＞「心底笑えない」募る苦悩行政に支援迫る

ある日急に訪れる介護ですが、その負担が家族に重くのしかかっています。介護のために仕事を辞めることを余儀なくされて収入がなくなり、貯金も底をついて自分の将来が不安でならない、介護の精神的な負担からうつ状態になる、老人ホームに入居を希望しているが空きがなく高額なところしかないなどの問題が起こっています。毎日新聞が行った介護者へのアンケートでは、行政は在宅介護の実態を理解していない、介護者支援のため介護保険を見直すべきだ、介護者への心のケアが必要だといった意見が挙げられています。
今回のアンケート結果からある日急に訪れた介護を、家族が知識が少なく必要十分なサービスを受けられないまま行って精神的、経済的な不安を強く感じている方が多いことがわかります。家族の介護が必要になる前から情報を集めておくことや、行政に必要なサービスが受けられるよう、また介護している方が相談を気軽にできる場所づくりがされるように働きかけていくことが大切だといえます。