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2016.11.16
介護ニュース

捨て猫・野良猫が「セラピー猫」に

民間団体が保護した野良猫・捨て猫を「セラピー猫」として、福祉施設や猫カフェで安らぎを提供する動きが、広がっています。「癒やし効果」を知ってもらって猫の引き取り手を増やし、殺処分を減らす狙いもあります。

鹿児島市のある介護施設には、3匹の猫が姿を見せました。「優しく触ってみてください」と、NPO法人の理事が呼びかけると、お年寄りたちが抱えたり撫でたりします。施設の責任者は「動物が癒やしを与えてくれる」と語っています。このNPO法人は、経営している猫カフェから、福祉施設に猫を有料で貸し出す事業を展開しているのです。店から猫を引き取ることも可能で、年間60匹近い猫がもらわれて行きます。一方、福岡市に開店した2軒の猫カフェでは、オーナーらが保護した600匹近い猫が、癒やしを提供しています。店には高齢者が猫のおかげで元気になったという声が寄せられており、高齢世帯や施設への譲渡も検討しています。オーナーは「助かる猫が増えて、高齢者の気持ちも前向きになる」と話しています。さらに、熊本市の猫カフェでは、2店舗で60匹の元野良猫が客を迎えています。店主は「不幸な猫が一杯いることを知ってもらえる」と語っています。
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