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2016.11.08
介護ニュース

認知症に負担の少ない診断薬を。エーザイとシスメックスが提携して開発へ。

2月15日、30年以上認知症分野の研究に携わり、「アリセプト」というレビー小体型認知症や、アルツハイマー型認知症の治療薬を提供した実績を持つ製薬会社「エーザイ」と、血液などの臨床検査に置いて専門的な技能を持ち、淡白・遺伝子・細胞など血液におけるバイオマーカーの検出に高い技術を有する「シスメックス」が、認知症の診断薬の開発のために非独占的包括契約を締結したことを発表しました。

アルツハイマー型認知症を診断する際、現在は主に脳髄液検査や脳画像を用いていましたが、患者への身体的な負担も大きいほか、高額な検査費用がかかり、患者とその家族に大きな負担がかかっていました。そのため簡単で費用負担の少ない診断方法を望む声が絶えることはありませんでした。

それを受けて、2社がお互いの持てる能力・技術を分かち合うことで、次世代診断薬を開発することとなりました。診断を早期に行い、早い段階で適切な治療が受けられるようになり、定期的に効果を確認することができるようになります。
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