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2016.11.02
介護ニュース

「介護者の“介護疲れ”」に関する調査結果から伺えたこと

株式会社インターネットインフィニティが毎日新聞社と共同で実施した、「介護者の“介護疲れ”についてのアンケート」の結果が、2016年3月1日に発表されました。このアンケート調査は、同年1月28日から2月3日にかけて、「ケアマネジメント・オンライン」の会員であるケアマネジャーに対して行われて、730名から有効回答を得られたものです。

調査結果の内容からは、日々の介護に疲れ果てて、追い詰められている介護者が多くいる、現在の介護の状況を垣間見ることができました。93%のケアマネジャーが、「介護者が心身共に疲労困憊して追い詰められていると感じた経験」がある、と回答していました。そして、約55%のケアマネジャーが、担当する利用者やその家族に介護殺人・無理心中などの事件が起きてもおかしくないと感じたことがある、と回答していて、実際に頻繁に起きているそうした事件が、決して特殊なケースではないことが分かりました。多くのケアマネジャーは、そうした追い詰められている介護者に対して、悩みを聞いて相談に乗ってあげたり、介護サービスを増やして負担を減らす努力をしてあげたりしています。その一方で、「自分がどこまで関わればよいのかわからなかった」という回答もあって、対応の難しさに悩んでいる現状が伺えました。そうした追い詰められている介護者に対する支援として、「夜間や緊急時に対応できるサービスの充実」が必要であると、68.2%のケアマネジャーが考えており、「在宅介護者への経済的支援」も、62.3%のケアマネジャーが必要と回答していました。

この調査結果の詳細は、「ケアマネジメント・オンライン」にて公開されています。
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