2017.12.13
介護ニュース
認知症による徘徊の対策として期待される通信技術LPWA
平成28年11月に株式会社LiveRidgeによって、省電力の通信技術LPWAで高齢者を捜索できるサービスLiveAirが開発され、実証実験によって有効性が認められたという発表がありました。このLiveAirは低コストで耐久性を持つ認知症による徘徊の捜索に必要なサービスの高まりを受けて、39Meisterと株式会社ヘッドウォータースとの連携によって開発されました。
LiveAirは、徘徊する高齢者へあらかじめ位置情報送信機を持たせ、LPWA通信を利用し位置情報を介護する側が確認できるサービスです。実証実験で有効性が示されたことにより、LiveRIdge社は2017年にLiveAirの本格市場導入を目指しており、徘徊による捜索をサポートできるサービスの導入が期待されます。