2017.11.01
介護ニュース
認知症の症状は外出頻度を高めることで進行を緩められる
ユニ・チャームはこの現状を踏まえて、認知症患者の介護に携わる人を対象に認知症自立度や基本的生活動作などについて調査を行いました。
その結果、1週間のうち3日以上外出する者が1年前と比べて、認知症自立度を維持していて、その一方、1週間のうち1日から2日、もしくは月に1日から2日の外出の者には認知症自立度の低下が明らかに見られたのです。入浴や食事などの基本的生活動作に関しても、同等の結果が出ています。この調査から、外出頻度を高めることで認知症の進行がのスピードを緩めることができるということが実証されたのです。